日記ブログ

令和8年9月7日

Gemini生成日記アプリ

280文字を1件としたWebメモアプリをGeminiにて生成させました。

1 主な機能




パスワード使い記録するとレンタルサーバへ蓄積。そうでなければ一時的メモ帳と、一発コピペを使いクリップボードへ。または引用を押すと別画面のエディタへ蓄積します。

蓄積記事は指定により別ページ表示するようにしています。つまり入力用と日記として表示は別々のページとなっています。入力用画面のURLが知られてもパスワード知らなければ蓄積されず一時的なWebメモ帳として機能します。

実際に運用している日記ページ:https://nanzo.net/hd/

スマホの音声入力使用も想定して入力文字は特大にしています。記事作成の多くはスマホの音声入力を使い蓄積してPC側で編集操作をします。

2 記事の蓄積



引用ボタンを押すと、蓄積記事、現在入力中の記事を蓄積用エディタへ蓄積していきます。

このエディタはX記事の容量の2倍5万文字まで対応しています。マークダウン記法の一部の装飾へ対応しています。検索置換は備えていません。コピペしてテキストエディタなどで編集すればよいとの考えからです。

3 280文字の理由


なぜ280文字を1件としたかと言えばBlueskyの1件の文字数300文字に対応させ、文の1項目(節)もこの程度あれば十分との考えからです。

4 制限速度対応


また、エディタ画面の表示を簡素にし、屋外にて使用時通信速度が128kbps(docomo)へ制限されても入力、投稿ができるようにしています。簡素画面上では通信速度を考えて1件1枚の画像登録と蓄積記事の画像表示は省略しています。

画像登録はサーバの容量を考慮に入れて300KB以下に圧縮登録するようにしています。屋外のパケット量を節約するようにしています。

記事表示用画面も簡素にしています。1ページ30件にし、記事検索はありません。サーバの負担を減らすためです。

5 効果


このWebアプリにより日記記事作成が楽になりました。手の麻痺によりキーボードにより長文入力への負担が大きい。ならば音声入力。そのGoogleの音声認識が検索用に最適化され口述筆記に向かない。ならばどうするかと知恵を絞って導かれた結果です。

令和8年8月13日

ChatGPT生成画像集


お題


広大なフィールド(草原、湖、海岸、山)を冒険する男女の勇者や戦士、魔法使い、賢者ご一行。漫画スタイル3D、デジタルアート。


お題


かっこいい若い男性の勇者と、かっこいい女性の格闘家がラスボスに向かって戦いを挑んでいる。コミック調またはアニメ調3D、デジタルアート。



お題

18 year old male high school student (slightly muscular, pop star look), costume is cheer style (skirt). His magical cheering style leads him to the championship.Comic Style or Anime Style 3DART


お題


A scene from a Japanese Showa-era TV suspense theater. Gekiga or comic style 3D avatar, digital art.




お題


A men's basketball player in dark blue uniform who makes a powerful dunk shot.Japanese Comic-like 3D avatar, digital art.


お題


A high school boy with cute glasses. He is a very picky eater, and today he wins the hot dog eating contest again.



お題


Male and female high school students dancing "Yosakoi Soranbushi" at a school field day (costumes are Japanese festival costumes). 3D avatars, digital art.








令和8年8月12日

ボールペン

頸損から15年。書字ができ始めた。 使っているペン パイロット:フリクションボール0.7 三菱鉛筆:ユニボールシグノ1.0 ゼブラ:サラサ1.0

令和8年8月10日

ChatGPTサッカー漫画

ChatGPTにサッカー4コマ漫画を生成させてみました。

開幕戦勝利

失点

GK鉄壁の防御

ゴール

令和8年7月26日

週間予定表をGeminiにて追加生成


POPKITの素材を使って週間予定表をつくる

素材に1週間の表がありましたから使って週間予定表を作ってみました。 A4書式に合わせていますからPOPKIT印刷し原本。コピーすれば、手書きをすれば完成です。

楽にしてみた

予定、日曜日と土曜日の日付、時刻、予定ありは丸をつけ、メモ欄を入力して印刷すると原本を複写して書入するより楽になります。

POPKITの画像を読み込ませる

POPKITの画像をGeminiに読み込ませて、予定、時刻、メモ、予定ありは曜日をクリックするとオン・オフできるようJavascriptで生成して欲しいと指示しました。 レンタルサーバにJavascriptが書かれたファイルをアップロードします。 実際に動かしているサイト。 ブラウザ完結ですからログインも不要です。入力して画像出力、テキストファイル保存、テキストをXなどのSNSへポストできます。 改めてつくるときはブラウザをリロードすると時刻以外は消えます。改めて入力できます。

令和8年2月2日

老眼用ツイートエディタ(X記事用)

Grok&GeminiにJavascriptを用いて生成

以前はXテキスト共有のテキストメモ、日記など多数生成や改良を加えて不自由な身体かつ右手人差し指しかQWERTYキーボード入力できない私に取って長く使えて負担が低いものを試して行った。

X記事にコピペできるAI生成のアプリをブログエディタのようにいくつか試した。


突破できなかった写真入りの一発コピペ

本来の目的は写真も入れて一発コピペできれば良かった・・そこはどうしても無理だった。無理に通そうとすればするほど、生成AIが出力するソースが袋小路になっておじゃんへ向かう。生成AIは良かれと勝手に学習情報を参照してぶっ壊すからどこかで妥協するも必要だ。

マウス右クリックメニューを用い、画像コピー・貼り付けにて妥協した。目的は文字一発コピペだからだ。


X記事用コピキー

XポストやBlueSkyの文字コピペなら見出し用の文字修飾は不要だった。X記事のエディタからあとから修飾でも良かった。それでも一発コピーがあれば操作回数が減る。

X記事エディタの修飾・機能からとりあえず文字修飾だけを選び装備した。引用や数式入力はX記事エディタに任せることにした。


すぐに使えるように設置

ブックマーク、ページをアプリとしてインストール(Chrome)しても良い。忘れず確実な場所がある。Xのプロフィール欄に自身のサイトのURLを登録するところへ(https://nanzo.net/tweet/tweetpro.html)を入れておけばすぐに使える。

サーバに保存するものではないからログイン不要。広告も出ない。カネを取って販売する内容でもないから《試供品》という形で公開している。


X記事がXプレミアム加入者も使えるようになったから大いに使っていきたい。

令和8年1月24日

従来型関数電卓

名称

従来型関数電卓電卓という名称は私が便宜的につかっているため正式な名称とな異なる。数式通り入力できる関数電卓の登場前、長く使われていた日本メーカー関数電卓の入力方式を示す。

どういう方式か


現在(2026年1月現在)入手できるCASIOとSHARPの従来型関数電卓。CASIOについては並行輸入品扱いなる。 特徴は、 1 表示窓が一般電卓とほぼ同じ。
2 数値、関数キーの操作が基本(例:平方根、三角関数、対数)。 となっている。一般電卓から進化していったものと思われる。そのため、平方根、三角関数、対数の操作が例えば、√2と操作せずに2√と操作する。そのため一般に売られている数式通り入力の関数電卓に慣れていた場合、戸惑うことがある。

一般電卓との違い(四則演算)


一般電卓との四則演算の違いは、演算子の優先順位がある点。一般電卓は、数値、演算子、数値、=であるが、関数電卓はいったん数値と演算子を記憶し、=を押すことで記憶していた演算子を優先順位に整理し計算する。

そのため、一般電卓のように2+5×4=と操作すると28と表示する。X(Twitter)にてiPhone電卓アプリとCASIOの一般電卓並べ答えが違うとネタにし、閲覧数を稼ぐツイートが時々投稿ができるわけである。

これは一般電卓がおかしいのではなく仕様。2+5×と操作した時点で2+5=を操作したことになり、7が表示される、次に×4=とすると28が表示される。

関数電卓は、=を押すまで数値と演算子が記憶される。=を押すと22が表示される。記憶できる範囲はもちろん有限ある。

日本国内で購入できる従来型関数電卓の現行モデル

写真右のSHARP EL-501Tが現行モデルとして入手できる。1,000円前後。手のひらサイズ。軽くキーも反応が良い。



令和8年1月21日

ワープロ専用機を再現してみる

ワープロ専用機って

2000年をまたぐ頃に主要電機メーカーが製造中止を発表した文書作成することに特化した専用のコンピュータ。コンピュータと言っても電源入れるとすぐにキーボードからかな漢字変換を用いて日本語を入力し、すぐに印刷して使える。これに複写機があれば簡単に文書が配布できるものだった。

コンピュータの知識不要。表示は日本語と至れり尽くせり。Windows95の登場までは文書作成の中心だった。ワープロ専用機がPCに置き換わってワープロ専用機メーカーがWindows用ソフトを出してはいたがMS-Wordには勝てなかった。

再現した理由

再現した理由。
その1
今でもワープロ専用機でないと使えない人々がニコイチ修理依頼、ニコイチ販売業者かえら購入する形態が残っている。2010年までは稼働していた中古などを整備してもできた。2020年代も後半に入りワープロ専用機に中古販売の業者広告も減ったように感じる。あと10年すれば存在自体が20世紀の遺物として資料に残るだけになるだろう。

その2
8ビットパソコンなどは根強いファンがいて、資料収集や技術の伝承などが行われている。ワープロ専用機といえば散逸状態と言っていいほどである。ワープロ専用機のイメージはPC全盛になったころはさげすまれていたように感じる。体系的に収集、記録している方もいるとは思えても、8ビットPCのように熱心な方々は少ないと思える。

ゆえにワープロ専用機がどのように操作したのか動いたのかのエミュレータも存在は皆無に近いとおもわれる。ならばと思って再現した。

再現範囲

作成
ブラウザのみで動くJavascriptにてGeminiに指示を出して生成している。生成AIはある程度ワープロ専用機の情報が学習されている。


機能キー
ワープロ専用機は機能キー(2つが中心)+数字キーにて本体に刻印されている機能が実行できた。機能1キーを押しながら5とかという使い方である。ファンクションキーと機能キー併用という機種も1990年代ごろから登場した。

キーボードのCTRLを押すと、機能1 シフト押しながら押すと機能3。ALTは機能2、シフトを押すと機能4としてわかりやすくしている。きのうの選択はキーボード上部の1~0を選択する。マウスで操作も可能にしている。


書式設定
本来なら生成AIGeminiに書式設定画面を再現したかったが、AIに取って要求が多すぎたのか1つ機能を入れるとこれまでの機能を動かなくしてしまうから文字サイズを変えるという方式に変えた。

印刷
OS(この場合はWindows)の印刷画面を呼び出す方式にしている。今のところA4横書き、縦長のみ。

保存呼び出し
保存はブラウザからダウンロード。呼び出しは基本ダウンロードフォルダから読み込めるようにしている。

マウス ブラウザを操作するから必須。文書作成中はキーボードのみでも運用できるようにしている。

文書記憶
ブラウザを閉じても文書はブラウザ内に一時記憶できるようにしてすぐに始められるようにしている。

その他
CTRL+X,C,Vなどはそのまま使える。通常のテキストメモとして活用できる。PCもフォントを呼び出して変えることができる。

効用

ブラウザがあれば動くようにしているのでPCがあれば即ワープロ専用機の体験ができる。ニコイチ修理を探さずに今お使いのPCを即席ワープロ専用機にできる。

試用・免責

https://nanzo.net/GWriter/ にアクセスすると使える。試してほしい。不具合が起きた場合は報告してほしい。なお、このWebアプリはあくまでも昭和・平成を懐かしむ体験ができるというもの。実用には向いていない。重要な文書を作っていたら消えた責任を取れと言われても対処はできない。その点を了解して使ってほしい。


令和8年1月15日

クツワ カクシート

スタイラスペンや指を使って書くと黄色のシートを書くと、白のボードと密着して文字が書けるという仕組み。


黄色のシートを上げると消える。元々は子供用の玩具にあったものだが暗記用の赤いシートをつけて機能性を高めたもの。

しかし私の麻痺した手の筆圧ではうまく書けないことが多かった。黄色のシートのツルツル感、他に何か使えないかと考えた。黄色のシートと白いシートの間に小さなメモ帳や白紙の単語カードや名刺を挟み、黄色のシートから書くと良い感じだった。ホワイトボードマーカー用のイレーサーで綺麗に消える。

白紙とメモ帳や名刺カードに単語や覚えたいことからを書いてホワイトボードマーカーで消したり何度も書いたりすると非常に便利であることが分かった。

12cm ×8cm のメモ用紙やカードであればはみ出ずに挟むことができる。

紙を挟んでホワイトボードを用いて黄色のシートで上から書くという方法は様々な場面が考えられる。何度もチェックに使う。カードに暗記したい内容を書いて黄色のシート上からホワイトボードマーカーを使って塗りつぶしたり、その上に何度も書いて暗記することもできる。

またサッカー、バスケットのコートなどの図をカードに印刷し挟んで黄色シートの上からホワイトボードペンを使って書く書いて説明したりと使えるシーンはが多いと思う。

成人の日

令和8年1月12日

成人の日

Gemini生成。新成人の皆様おめでとうございます。



1960年代から2020年代までの変遷。

駅伝・マラソン 追跡計算

Grok版:追い越し距離計算


2つの車の追い越し距離を計算するWebアプリをGeminiに指示しました。


公式はこのようになります。運行管理者国家試験対策標準テキスト'18年版+過去7回問題集&本年度予想模擬試験(旅客) 著者: 蓮見文孝から抜粋した。このアプリはこの公式をもとにしていてもこのような問題の場合は次のように対応します。

車間距離を2倍した距離を入力すると正しい答えになります。

一般電卓の操作

自車と前車の差を計算し、メモリに格納します。
  80-70=M+
自車の長さ+前車の長さ+車間距離の2倍を計算しましょう。
  90×2+10+10=200
それに自車の速度を乗じます。
  80×200=16000
分子÷分母を求めます。
  16000÷MR=1600
 距離は1600メートルになります。
 時間は、時速80kmの秒速を求めればでます。kmですから、1時間=3600秒を1000で除して、80を3.6で割ります。
 80÷3.6=22.22・・・・・。ここでは、22.2を使います。
 1600÷22.2=72.072・・・・。
 小数点第1位以下は四捨五入と設問にありますから72秒が時間になります。   

この手順が面倒でアプリ生成させました。

Gemini版 マラソン追跡計算



Grok版でもマラソン・駅伝追跡計算はできます。マラソンや駅伝中継を見ていると、1km何分何秒などという単位距離あたりの通過時間を実況します。電卓使っていちいち換算するのも手間ですからGeminiを用いて自動換算するようにしました。

0秒、0km、時速50km以上は計算をストップするように指示させています。
これで陸上競技の楽しみ方が増えました。

令和8年1月2日

15歳いのちの日記 作者逝去50年

中学生のころ教室の小さな図書コーナーに置かれていた集英社コバルト文庫の1つに《15歳いのちの日記》という書籍が置いてありました。



1月2日逝去50年


逝去から30年の2006年から、5年毎にブログに書いていました。2026年の今日、50年になる。作者がもし存命ならば65歳になっています。

※この書籍はAmazonにて古書購入しました。1980年第5刷。ちなみに著作権は死後70年が原則となっていますから亡くなった年の2046年か第1刷発行までの2049年までとなります。
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この本をなぜ取り上げるかと言えば、中学生のころ手に取って、当時は不治の病と言われていた白血病に罹患したこと。闘病でつらいと判断される状況で闊達な闘病記に、自分だったらと重ねて深く記憶に刻まれました。奇しくも彼が闘病していた頃山口百恵・三浦友和共演の《赤い疑惑》が放送されていた頃でした。

闘病記以外に母の手記、使われた薬や臨終の場面も書かれています。薬についてはWikipediaによれば現在も存在します。内容は主に抗炎症薬でした。母の手記は当時の医療体制などが分かる貴重な記録です。現在とはどう異なるのか、その後、たゆまぬ努力によって医学が進歩していったのか思いを馳せます。

家族や同級生その後は?


家族や同級生に情報はわかりませんし、わかったとしても個人情報ですから公表できません。彼の所属していた学校には彼の名前を冠したテニスコート、ミクシイコミュニティに《麻布学園の硬式庭球部 飯田杯》というのが見つかります。最終更新は2014年以降はありませんからどうなっているかわかりません。

書籍内経歴を見ると彼の墓所がどこかと書いています。この書を取り墓参したかたもいるでしょう。

今後も、5年毎に取り上げていく予定です。時間を経て読み返すと新しい発見が見つかります。




令和8年1月1日


新年あけましておめでとうございます

令和8年スタートしました。きょうから《趣味のブログ》を始めます。どうぞよろしくお願いします。


CASIO fx-15

1975年の関数電卓

1975年発売のカシオの感想電卓。10桁と1つの独立メモリーがついた蛍光管電卓。中古で本体と説明書を手に入れた。現在も電源は入るが製造から50年以上経ち木の反応が少し悪くなっている。


取り扱い説明書


取扱説明書は貴重な資料となっている。電卓の操作以外に様々な応用計算が載っている。現在の関数電卓には計算例が省かれている。


計算例


この中で計算はこの関数電卓の扱える10の40乗以上の計算の仕方である。


上記の説明を活字認識した結果がこちら(写真を画像鮮明にし、Geminiにて読み取らせた)

例8 10の±40乗をこえる答の求め方 456の15.9乗 は? …… x = 456^15.9 とおき両辺の対数をとる log x = log(456^15.9) = 15.9 * log(456) (これを計算し、指標と仮数にわける) [電卓操作] 456 [log] [×] 15.9 [=] 42.277623 (指標42より xは43桁の数) (指標部を引く) [-] 42 [MC] [M+] → 0.277623 (仮数) (10の仮数乗を計算する) 10 [x^y] [MR] [=] → 1.89506 (答の上位6桁) x は 10^(仮数) × 10^(指標) なので、 答え: x ≒ 1.89506 × 10^42 0.123の50乗 は? …… x = 0.123^50 とおき両辺の対数をとる log x = log(0.123^50) = 50 * log(0.123) (これを計算し、指標と仮数にわける) [電卓操作] 0.123 [log] [×] 50 [=] -45.50475 (負数のときはわけ方に注意) ((-45-1) + (1-0.50475)) のように仮数を正にする [+] 46 [MC] [M+] → 0.49525 (仮数) (10の仮数乗を計算する) 10 [x^y] [MR] [=] → 3.12788 (答の有効上位6桁) x は 10^(仮数) × 10^(指標) なので、 答え: x ≒ 3.12788 × 10^-46


【解説】常用対数を使った桁あふれ計算の仕組み(Geminiによる要約)

高校数学IIで習う「常用対数(log10)」の実践的な使い方が書かれています。教科書で習う「指標」と「仮数」が、実際にどう役立つのかがよく分かる内容です。 以下に、高校生の皆さんにも直感的に分かるように、噛み砕いて解説します。 ================================================== 1. なぜこんな面倒なことをするの? ================================================== 普通の電卓は、表示できる桁数に限界があります(このテキストの電卓は 10の40乗 程度が限界のようです)。 例えば、「456 の 15.9乗」をそのまま計算しようとすると、答えは「1の後ろに0が42個もつくような巨大な数」になるため、普通の電卓では「エラー(E)」が出て計算できません。 そこで、「対数(log)」という道具を使って、数を一度「圧縮」して計算し、最後に元に戻すという手順を踏みます。 ================================================== 2. 計算の仕組み(基本の考え方) ================================================== どんな数も、科学の世界では次のような形(科学的記数法)で表せます。 N = a × 10^n ・a (数字の並び): 1 以上 10 未満の数(例: 1.895...) ・n (桁の大きさ): 整数(例: 42) この画像の手順は、log を使ってこの「n(桁数)」と「a(数字の並び)」を別々に求めているのです。 ================================================== 3. 【例1】 巨大な数の計算 (456の15.9乗) ================================================== 手順を追ってみましょう。 ① まず対数をとって「圧縮」する 巨大な数 456^15.9 をそのまま扱うのは無理なので、log をつけて扱いやすいサイズにします。 log(456^15.9) = 15.9 × log(456) これを電卓で計算すると、「42.277623」という数字が出ました。 この数字は2つの情報を持っています。 ・整数部分 (42) これが「指標」です。「10の42乗」くらいの大きさ(43桁の数)であることを示します。 ・小数部分 (0.277623) これが「仮数」です。数字の具体的な並び(a の部分)の素になります。 ② 数字の並び(a)を復元する 「桁の大きさ (42)」は分かったので、メモしておいて一旦邪魔な 42 を引きます。 すると、0.277623 だけが残ります。 この小数を log の世界から元の世界に戻します(10^x ボタン)。 10^0.277623 ≒ 1.89506 これで、「数字の並びは 1.89506 だ!」と分かりました。 ③ 最後に合体させる さっきメモしておいた「桁の大きさ (10^42)」と、今求めた「数字の並び (1.89506)」を合体させます。 答え: 1.89506 × 10^42 ================================================== 4. 【例2】 極小な数の計算 (0.123の50乗) ================================================== ここには、高校数学のテストでもよく出る「ひっかけポイント」があります。 ① 計算すると「マイナス」が出てくる 同様に 50 × log(0.123) を計算すると、 「-45.50475」となりました。 【⚠️ 最重要ポイント:マイナスの扱い】 ここで「整数部分は -45、小数部分は -0.50475 だな」と考えてはいけません! 対数のルールでは、「仮数(小数部分)は必ずプラスでなければならない」という決まりがあります。 なぜなら、常用対数表や電卓の計算機能は、「プラスの小数」を前提に作られているからです。 ② 「借りてくる」テクニック そこで、数直線をイメージして変換します。 -45.50475 という数は、「-46 より少し右(プラス)側にある」と考えます。 ・整数部分: -45 ではなく、1つ下げて -46 にする。 ・小数部分: 1 から 0.50475 を引いて、プラスの 0.49525 に変換する。 画像の中で [+] 46 をしているのは、この「マイナス部分を打ち消して、プラスの小数部分だけを取り出す」作業です。 ③ 復元と合体 ・プラスにした小数 (0.49525) を元に戻すと → 3.12788 ・桁数はさっき決めた -46 答え: 3.12788 × 10^-46 (小数第46位に初めて0でない数字が現れる、という意味です) ================================================== 5. まとめ:電卓キー操作の意味 ================================================== 画像にある [MC] [M+] [MR] は「メモリー機能」です。 計算途中の「長い小数(仮数)」を手で書き写してまた入力するのは面倒ですし、打ち間違いの元です。 1. 対数を計算する (全体の値が出る) 2. 整数部分を引く/足す (小数部分だけ残す) 3. [M+] (その小数を電卓に記憶させる) 4. 10 [x^y] [MR] (10 の「記憶させた小数」乗を計算する) このようにして、電卓の限界を超えた計算を、精度を落とさずにスマートに行っているわけです。