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昭和48年、カシオミニに触発されて発売した低価格電卓。カシオミニが12,800円、こちらは9,800円。
低価格を実現させるために、表示を3桁に。《電子立国日本の自叙伝》(NHK出版)によれば、カシオミニが6桁に決まる背景として、流行したボウリング得点計算に3桁電卓のくだりがある。3桁では使いみちがないから、6桁かつ低価格で売り出したとある。
この電卓は、3桁表示ではありながら、9桁までの入力と四則演算ができる。
答えが3桁を超えると画面が切り替わる。切り替えの自動と手動がスイッチで選べる。
この電卓には、おまけがついている。 側面のスイッチは、3桁の計数器(カウンタ)として用いる。 裏側には、ものさしとして使える目盛りがついている。低価格化と同時に電卓の多機能化が始まったと思われる。
単三乾電池3本で動作する。マンガン電池を想定していたのか、経年劣化なのか、アルカリ電池では蓋が閉まらない。
#SHARP #プリンタ電卓

写真は、シャープの一番安いプリンタ電卓、EL-1611P。お金の計算をするときに便利なので6年前購入した。現行品である。
頸椎を傷つけて、手先に麻痺が残り、書字が難しい。キーは押せるので、これをメモに使えないか考えた。

プリンタ電卓には、ナンバーを印字するキーがある。この電卓ではP。大半のプリンタ電卓は#キー。数字を入れて、#を押せば数字が印字できる。なお、0については、0123または、0を2個以上並べて印字は不可である。そのときは小数点キーを使って印字させる。
ナンバー印字については、小数点を複数個以上受け付けるので、日付のような使い道も出来る。
2014.02.21#と印字すれば日付も可能である。
電話番号は、0.1234.5678のように操作すれば良く、時刻も8時30分なら、8.30を入力してナンバー印字させれば表現できる。
数字のみの表現なので、予定の部分を、2桁~4桁の、最上位桁1から始まる数字などと決めておき、印字させておけば、スケジュール帳・電話メモなどにも応用できる。

(例)
2014.02.21#(日付)
8.30#(時刻)
10#(要件)
90.1234.5678#(電話番号)
※携帯番号の時は、頭の0を省略する。
そのほか、何に使えるか、思案中である。
ここではサインチェンジキー(+/−)キーがある電卓については説明します。
オールクリアキーを押すとご破算状態つまり0になります。この状態でサインチェンジキーを押してみましょう。
SHARP(百均電卓を含む) −0
CASIO,CANON 無反応0のまま。
次に小数点キーを押して、サインチェンジキーを押してみましょう。
SHARP,CASIO マイナス0
CANON 無反応0のまま。
0.0と入力してサインチェンジキーを押してみましょう。
CANONは反応しませんでした。小数点以下すべて0で埋めてサインチェンジキーを押しても無反応でした。
このことから、CANON一般電卓は、0か0のあとに小数点キーを押し、0を1つから入力できる範囲で埋めても、サインチェンジキーは受け付けない仕様だと分かりました。
#CASIO
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Amazonの購入者電卓レビューで目を引く記述があった。
(製品)

右シフトキーの仕様が違うという意見だった。
《
例)123,456×113.45=14,006,083 →キー3回 14,006,000にしたくても下3桁の入力をしようとしたら全て消えてしまいます。
×1000すれば使えないことはないのですが、無駄な手打ちが出てきて面倒くさいです。
CASIOではできていてすごく便利だったし、日常で使う機能なだけにすごく残念です。
》
=キーを押した後、右シフトキーを押し、その後が数が追加できるか。CASIOではできるとあった。もちろんできる。
(例)
123,456×113.45=14,006,083.2
右シフトキー3回 140,060
00を置数 14,060,000
手元にあるSHARP電卓でこれを行うと0と表示される。つまり、表示された答えをに対して、右シフトキー操作後に置数キーを押すと、
・数値を追加できる・・・・CASIO,CANON
・表示された数値を消去して新たに数値を置数する・・・SHARP,SHARP系
という仕様がある。電卓の仕様は奥深い。
#Amazon
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電卓説明書で《概算表示》という説明がある場合は、電卓の表示桁を超える数値になったことを示す。《オーバーフロー》または《桁あふれ》とも言う。
10桁の電卓において、10桁を超える数値になった場合は、小数点表示とEまたはERRORを表示し、キー操作の受付を止める。
関数電卓では、指数表示となる。表示方法は、1以上、10未満の数値と10の何乗の何乗部分である。
一般電卓は、指数表示は考慮に入れない設計。現在のすべての電卓は上位桁から表示するようになっている。例えば、10桁の電卓で答えが12桁となれば、3桁〜12桁を表示する。
答えが123,456,789,012ならば、E12.34567890と表示される。
小数点表示にしているのは、指数表示とは若干異なり、8桁ならば、ここが8桁、10桁ならば、ここが10桁、12桁ならば、ここが12桁を示している。また小数点表示しておかないと、12桁の数値がそうでないかが紛らわしい。
概算表示となった場合は、小数点の部分を次のように読み替える。
8桁は億を示し、10桁は、100億を示し、12桁は兆を示している。
概算表示には、1つ例外がある。10桁の電卓は、概算表示できるのは20桁までである。計算によっては、20桁を超える計算がある。
10桁の電卓でこのような操作をしてみよう。 1,000,000,000÷0.000000001%と操作した場合である。答えが21桁になり概算表示可能桁を超える。この場合、お手上げを意味する、Eと0を表示する。
オーバーフロー解除
電卓の表示桁を超える数値になると桁あふれ(説明書によってはオーバーフローエラー)と言う状態になる。
概算表示の表示中、置数訂正キーを押すことにより、エラー状態を解除することができる。解除した数値は再び計算に用いることができる。
エラー解除された数値、これはどういった扱いになるのであろうか。
例えば12桁の電卓の場合、答えが12桁を超えるような数値でオーバーフローエラーになった場合、概算表示は13桁から24桁となる。
オーバーフローエラーを解除した場合、表示されている数字は12桁以内の数値である。
試しにお餅の電卓で表示桁いっぱいに9を入力し、その次1を加える計算をしてみよう。ここでは見やすくするため8桁の電卓で示す。
SHARPなどの電卓
99,999,999+1=
CASIOの電卓
1++99,999,999=
操作すると、E1.0000000か、E 1.と表示される。現在の一般電卓はほとんど前者である。後者の表示は主にCITIZENの電卓で起きる。
この時の答えは概算で1億である。次にエラー解除をしてみよう、Eの表示が消えたら、=を押す。すると、どのような表示になるだろうか。
結果は2になる。さらに=を押すと3と=を押すたびに1が加わっていく。結果的に1+1の定数計算と同じ計算になる。
一般電卓は関数電卓と異なり指数表示で持っていないため、オーバーフローの数値は、エラー解消と同時に、電卓の表示桁内の数値となる。
概算表示でも大きな数値を扱いたい場合は関数電卓の登場となる。三角関数や対数などの関数を使う以外にも概算の大きな数値を扱う計算に便利である。
概算計算
オーバーフローした数値は、エラー解除すると電卓表示表示桁以内の数値になる。
小数点を読み替えることにより、乗除算においては、大きな桁の計算も可能である。
乗算においては、電卓の桁数を超える同士の計算は概算にして計算をする。その時小数点は億または兆あるいは京として読み替える。10の何乗としても良い。
除算においても、乗算と同じ手順をとる。注意点は、計算結果が0になる場合があること。
例えば、8桁の電卓でこのような計算をした場合である。
1÷10,000,001
この場合は電卓の小数が表示桁を超えるから、0とみなされる。
これらを注意すると、電卓の表示桁を超える概算計算ができる。
#オーバーフロー
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無印良品電卓BO-192。写真の電卓は10年以上前に購入しました。現在も売られています。

製造はSHARPです。裏蓋の刻印はローマ字表記で良品計画とあります。BOの型番がつく一般電卓はSHARPが製造し、別の企業の名前をつけて販売する電卓を意味しています。確認した範囲では、ニチイ学館が《医療事務用電卓》として提供する教材も型番はBO、SHARPが製造したものです。
取り上げた良品計画の電卓は表示を見ると左隅に2桁の表示があります。

これは00〜99をカウントアップしていきます。ここで1+1=と操作してみましょう。
1と押すとカウンタが01になります。次に+を押すと01の下に●が点灯します。四則演算キーを押したを意味します。

さらに1を押すとカウンタが02になります。

=を押すとカウンタは02のままで答えを表示します。

このように伝票計算では入力件数として働きます。
カウンタは四則演算キーを押して連続計算をするとカウントアップします。
連続カウントアップが働かない場合。
1 平方根キーを押した場合。カウンタは作動しません。
2 2✕5=などと計算したあと=を連続して押してもカウントアップしません。
3 メモリキーを押す、連打してもカウントアップしません。
次の操作をするとカウンタがリセットされます。
(例)
1+1= カウンタ02
2+2= 2を押したと同時にカウンタがリセットされ01が表示されます。
この仕様を利用すると、スイッチを総和GT入れると、小計〜件数と金額が同時に求められ、GTを押すと総計が求められます。なお、総合計件数は求まりません。
#電卓
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昭和46年 ラジオ技術社 佐々木正監修
電子書籍化はされていない。
監修者のことば。OCRソフトで活字読み取りさせたもの
《
電卓技術教科書基礎編
監修者のことば
電子式卓上計算機(電卓と略称される)は,多くの意味において特筆すべき製品の一つであります。最近の電子技術応用した点においては電子計算機と変わりなく,すなわち小規模ながら記憶・演算・制御・入出力の各装置を有し,四則計算(加減乗除)を中心にして各種の事務,技術計算を簡単な操作で行なわせるようにした計算装置であります。
電子計算機が高度の有機的機能をもつ情報処理装置へ発展したのに対し,電卓は事務所,家庭を問わず,大衆に,より身近かな実用性ある製品として発展したのが特徴です.電卓には四則演算を主にした電子ソロバンから複雑な各種の計算ができるプログラマブルな高級機種にいたるまで,非常に広範囲にわたっております.さらに最近は電卓を核とした応用機器が開発されはじめ,あらゆる部門に電卓技術が浸透しつつある状態です.
一方電卓に使用されている素子の面から考えましても,過去において日本のトランジスタ産業がラジオ・テレビにより大きな発展を遂げたごとく,現在の集積回路(IC)および大規模集積回路(LSI)の発展は電卓に負うところが非常に大きいことです.これらの点を考えますと,電卓は小形ではありますが最新の電子技術の粋を集めたものであり,ごく最近まで 一般大衆には無縁と考えられていた宇宙技術で開発されたLSI等が,かくもすみやかに地上で一般の誰もが手のとどく範囲に引寄せられたことは,驚くべきことであります.
このように普及してきた電卓について系統的にまとめられた本が見当たらず,断片的なものにかぎられ,その刊行が強く要望されるように変ってまいりました.本書はこれらの要望に答えるために,電卓全般を網羅した系統的な刊行物としてまとめたものであります.
内容は電卓の使用者に参考となるように,サービス技術より見て書かれたもので,高校・大学初級の人々を対象にし記述してありますが,一般の利用者をも考慮し,わかりやすく解説してあります.使用の便宜を考慮して上下2巻に分かち構成することとしました.
上巻では一般の電卓についての基礎的事項より説明を始め,代表的機種としてシャープ電卓(CS-12D)を例にとって具体的に説明しました。下巻にはこれらの基礎に立って,さらに高級機種およびLSI化機種について深くかつ広範囲な説明を加えることにしました。
本書はその上巻:基礎編として刊行されたもので,8章から構成されています.第1章には緒論として電卓の一般的概念を,第2章には電卓に使用されている回路の基礎となっている論理数学,論理素子,論理回路について説明を加え,第3,4,5,7章は電卓の操作方法,ハードウェア的解説を一般的構成,入出力装置と記憶装置,演算制御と装置,電源回路と順に説明し,第6章にはそのまとめとして具体的な演算方法を取上げてあります.また第8章には電卓取扱上の注意,およびその他機種の操作方法につき述べて参考に供してあります
最後に,本書の出版にあたり終始御尽力を頂いたラジオ技術社の鈴木勇治氏,本巻の執筆に援助していただいた小川政和氏ならびに全般的な補正,追加を担当された大内田敏行,菅沼英一の諸氏に感謝いたします.
昭和46年6月1日
シャープ株式会社
代表取締役専務・産業機器事業本部長
佐々木 正
》

#電卓
#電卓技術教科書
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#佐々木正
#ラジオ技術社
電卓の税率設定を次のようにする。
214もしくは、214.15。12桁の電卓の中には214.1592654でも登録可能な機種がある。
税込みキーは、
数値×(1+税率の百分率)
の式が登録されている。よって、円周率(の近似値)を100倍し100を減じた数値を登録する。
これで、×円周率(の近似値)が答え一発。
操作例
円の面積
半径×=税込み
球の体積
SHARP系 半径×==×4÷3=税込み
CASIO 半径××===×4÷3=税込み
(応用)
ルート2(の近似値)
ルート2の近似値を100倍して100を減じる。
用紙は1:ルート2の比率
例えば A4の短辺が210mm、長辺を求める場合、210税込み。
同じく、長辺297mm 短辺を求める場合、297税抜
と操作する。
#電卓
#税率キー
#CASIO
#SHARP
#円周率
常用対数
log(10)Xで表現される常用対数。関数電卓にはlogキーがそれにあたる。
高校時代の数学の記憶は対数どうしの四則演算、ある数値のべき乗は何桁かという問題をひたすら解いた記憶が残っている。
log(10)100は、10を何乗すると100になるかの意味となる。答えは2となる。

電卓に強くなる(講談社ブルーバックス・絶版)では、一般電卓で常用対数の近似値を求める手順が書いている。
近似値式
222.36×((Xの256乗根−1)÷(Xの256乗根+1))
書籍での手順
X,√キー8回+1÷=2=−1×222.36−=0=
Xを2にしてSHARP10桁の一般電卓で操作した結果は、0.301031412となった。
CASIO一般電卓はこのように操作する。12桁の電卓使用
X,√8回+1÷÷==2=−1×222.36−−0=
答えは0.30103147053
近似値に使われる0.30103に近い。
#電卓
#電卓に強くなる
#CASIO
#SHARP
電卓計算中に電話や離席で帰ってくると自動節電が働き、ONすると計算やり直し。自動節電が働くほとんどの電卓は復帰機能はありません。
電卓の中には節電モードから復帰して中断した計算が始められるものがあります。

無印良品電卓BO-192。SHARPのOEMのこの機種には復帰が可能です。

節電モード中に小数点を押すと復帰して中断した計算が始められます。便利な機能です。なぜか電卓にに標準装備されていないのはなぜなんでしょうか。
事務計算をしている方ならお気づきかと思います。伝票や表に印をつけていないとどこまで計算したか分からなくなります。電話がかかってきた場合、意識していないと印をつけ忘れます。どこまで計算したか分からないとせっかくの復帰機能も効果半減します。
あったら便利、なくとも困らないのが電卓の復帰機能だと考えます。
#電卓
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#無印良品

【写真】WD-205(平成16年撮影)
電源は単一乾電池4本。文書保存はカセットテープ。
当時、高校2年生だった頃、昭和60年10月28日、8ビットパソコンを購入した同学年の友人、別のファミコンを買ってゲームにはまっていた話など、マイコン仕掛けの電子機器が、手に入るようになった頃。これからはパソコンの時代になる、きれいな字を書ける機械を欲しいと、親が奮発して買ってもらった機器が、写真の書院と、シャープ8ビットパソコンMZ-1500だった。
本当はワープロだけを欲しかった。CRT付きのワープロが40万円するから、安いこちらがいいとなったのが、この書院になった経緯。それでもメーカー希望小売価格は、108,000円する代物であった。
真っ先に電源を入れ、ひらがなを適当に入れて印字させた。プリントアウトされた、明朝体24ドットフォントをみて、すごいという鮮明な記憶が残っている。
コストダウンかつ小型化した商品、電子タイプライタに近い性能で、あれもできません。これもできません。が多かった。持ち運びが楽で、特に英語の授業用に多用した。和文モードと、英文モードがあり後者を使った。このモードにすると日本語入力が出来なくなった。
英語の教科書をノートに写し、それを元に意味などを書いていく授業であった。英文タイプライタで手紙を書いて、最後は自書で署名する単元を何度かお目にかかったから、使おうというのがその動機。
このワープロは、はがきの印字がプリンタの力が弱かったのためか、難しかった。ただ、書道用半紙できれいに印字できる特徴を見つけ、入力、印字させ糊で貼り付けた。
英語の先生からは、タイプ入力していると、褒められた。ワープロを使って、書き写す作業を、苦行から楽しく出来た。肝心の成績は芳しくなかった。古文の授業では先生が激怒してしまい、書き直しを命じられた。
漢文の授業、世界史の授業は、内蔵フォントがJIS第1水準のみだったため、外字で対応させていた。10文字のみの登録だったので、よく使う漢字は、印刷所でゴム印を注文した。ワープロのフォント10.5ポイントが、活字の号数、5号活字と同じはこのときに知った。
勉強以外にも、部活動の部員の名簿に、友人には、名刺もどきを作ったり、試合の対戦の記録表を作ったり、十分活用した。
高校卒業して就職しても、文書作成に時々使い、仕事に私用に5年使い、他の機種を買ってからは、保存不要の文書のみの作成になり、平成4年まで使った。
今も実家に探せばあるとおもう。電池の漏液のため、電池端子が錆びていた。
#ワープロ専用機
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