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#電卓

消費税が8%に上がった頃発売された電卓。
ホームセンターで1,000円前後で購入できる電卓。12桁1メモリの電卓。キー配列はカシオジャストサイズ。(消去キーの下が0キー)
小数点以下の端数処理、小数点桁スイッチの他にもう1つスイッチがある。
税率設定スイッチ。将来10%に上げることを見越し、激安電卓メーカーが付けたスイッチ。税率設定のキー操作をしなくとも、即切り替えで対応。このタイプの電卓はスライドスイッチ、キーを押すことで切り替えられるものがある。
たとえば12%増しを計算したい場合は、税率設定のキー操作をしたあと、スライドスイッチをFに合わせ操作する。
税率設定では負の数値も設定できる。例えば-20と記憶させておくと、割引計算が一発で求まる。
(例)1,000円の20%引きは?
税率設定 -20
1,000→税込 表示 800
答 800円
通常はスイッチで税率にしておき、割引・割増計算をしたい場合は、Fにスイッチを合わせる。
応用計算
2割引セールに行き、商品を購入し税率8%の金額を求めるときはこのようにする。
(税率:あらかじめ-20を記憶させておく)
スイッチ F
税抜き1,000円と2,000円の商品を購入し2割引する。
1,000+2,000=税込み 表示2,400
スイッチ 8%
税込み 表示2,592
答 2,592円
#CANON
#電卓

1980年代後半、キヤノンから、プログラムプリンタ電卓が売られていました。80年代後半の電卓カタログや、パンフレットを文具店からもらい取っていました。残念ながら台風の雨漏りで廃棄してしまい、手元にありません。
カタログから記憶している範囲で。
型番 MP-1214
価格 ¥92,000-
機能 14桁 加算器式 14か16セグメント蛍光管
特徴 テンキーの上に小さなQWERTYキーボードがある。
プログラム容量は256バイト。ロール紙にプログラムリストを記録。数式記憶に近かった思われます。
表作成機能
32キロバイトの容量があり、RS-232C端子から、PC-PRプリンタへ表出力。文字種は、罫線、数字とアルファベットのみ。
数年前、キヤノンにこの電卓のことをメールで尋ねました。回答は分からないとのことでした。
言わば、幻のプリンタ電卓です。高くてまったく売れなかったのでしょうか。月賦で買えばよかったかなと悔やんでいます。
#電卓

SONNIEブランド、ソニーとも読める。1000円以下で購入した電卓。太陽電池と単三乾電池1本。中国製。現在は故障。
SONYも一時期、電卓を製造販売していた。SOBAXブランド。ヤフオクにまれに数万から10万円ほどで出品される。
#CANON
#電卓

昭和45年(1970)年発売のキヤノン電卓 キャノーラ121。12桁。演算素子は集積回路を用いている。それより以前はトランジスタを大量に使っていた。139,800円。
その2年後にカシオミニが出て12,800円に下がり、翌年には3,900円まで下がる前の電卓。
電源を入れるとオール0が点灯する。故障ではなく、不要な桁の0を消す仕組みが未装備だった頃の電卓。1970年から先の電卓は、電源を入れると現在の電卓と同じ0が表示される。
表示は真空管の一種、ニキシー管。製造後40年以上経過しているため、対応年数、時間は超えているはず。電源トランスの劣化、コンデンサのパンクで使用不能のが気になるところ。
この電卓の固有機能
1)固定小数点方式
小数点指定ダイヤルを回すと整数部の有効桁が減る。
たとえば4に会わせると、整数部8桁、小数部4桁の電卓になる。
2)マイナスメモリに0を受け付ける。
マイナスメモリ(現在のM-キー)に、0の表示のまま押すと、マイナス0として入力される。
3)桁あふれの処理
現在の電卓は、桁あふれをおこした場合、一番大きい桁から表示する。この電卓は一番小さな桁から表示する。
4)X-Yレジスタ交換
計算する数と、計算される数の数値を交換できる。一般電卓でまれに見られるキー。この電卓の場合はRV(リバース)。そのほか、EX(エクスチェンジ)の表示もある。
使い道は乗除算の定数計算の楽にするなどの方法がある。
#電卓
演算子優先
関数電卓には演算子や括弧の優先順位を自動判定している。よって、数式を入れるとたちどころに答を弾く。
一般電卓には演算子優先判定が備わっていない。入力順に演算する。例えば乗算と加減算が式の中に入っていれば、演算子優先は人側で判断し操作する。
Twitterにこのような式の答えが合わないとあった。
式0.00249×(92×92)-0.1858×92+9.0360
そのまま電卓に入れると正しい答えにならない。手順を工夫する。この場合は式を分割してメモリに格納する。
計算1 0.00249×(92×92)を計算しメモリに格納。
計算2 -0.1858×92+9.0360を計算しメモリに格納。
最後に格納した結果を呼び出す。
1 92×=×0.00249 M+
2 0-0.1858×92+9.036 M+
3 MR
答えは13.01776。
1について、92×=と操作すると、92×92の操作となる。
2について +/-キーがあれば、0.1858を入れてそのキーを押す。
一般電卓も手順を工夫すると、複雑な計算もいける。

#電卓
#平均時速
冬は駅伝、マラソン競技が多く開かれます。1km何分何秒、5km、10kmは何分何秒と実況します。
平均時速はどれぐらいか知りたい場合、時間計算ができる電卓で求めてみましょう。
(例題)
1km2分40秒だった。
式:1km÷2分40秒
速度=距離÷時間の公式で求めます。
電卓の操作
1÷0時間計算キー2時間計算キー40時間計算キー=
2分40秒を入力する場合、0時間計算キー2時間計算キー40時間計算キーと操作します。60進数を用いるため誤差がでることがあります。
手計算でも行ってみましょう。
2分40秒は160秒です。
1時間は60秒×60分で3600秒になります。3600分の160時間と表すことができます。約分すると45分の2になります。
1÷45分の2、分数を伴う除算は、1×2分の45と分子と分母を交換(逆数)しますから、45÷2となり22.5が求まります。
#電卓
電卓のMRキー
メモリキーの1つ。機種によってMRCキーになっている。この場合、1度押しでMRと同じ意味となる。
機能はメモリの内容を呼び出す。画面表示にMまたはMEMORYが点灯していれば、記憶されている数値を呼び出し、点灯していなければ0を呼び出す。
計算中に押すとメモリに入っている数値を呼び出してそれを計算に使う。ただし、すでに入力されている数値に押すと、画面の数値が消去され、メモリの数値に置き換わる。
ただし、MRを呼び出し、次の演算子キー、=、メモリキーを押さない限り、未確定状態になっている。この状態で数値を入力するとメモリから呼び出した数値が消去される。
例
数値X+数値Y,MR=数値Xにメモリ内の数値を加えた値。
数値X+数値Y,MR,数値Z=数値X+数値Z
この仕様を利用すると、置数訂正キーがない、一部の激安電卓において、置数訂正の代用となる。
#電卓
電卓のメモリキー
目的は、電卓の数値を一時記憶する。一部の例外を除いて一般電卓には、1組ついている。過去には2組ついていた機種も存在した。
メモリキーは、M+,M−,MR,MCで1組。電卓の大きさによって、MRCになっている。これは、MRとMCが一緒になっている。最初に押すとMR、次に押すとMCとして働く。
メモリに数値が入ると、画面にMまたはMEMORYが点灯する。
まずは、MCから。これは、メモリに記憶されている数値を消去される。AC,CAを押すとメモリも消去される機種もある。消去されない機種は、メモリを用いる計算は、押しておく。
次にM+とM−。メモリに数値を加えたい場合は、M+を、減じたい場合は、M−を押す。
最後にMR。記憶されている数値を画面に呼び出す。呼び出した数値を計算に用いることもできる。
説明書にある計算例は、単価×数量,M+、最後にMRを押すと合計が求められるものが中心。
別の使い方としては、このような使い方もできる。
計算例
100+100+200−300=100
操作
メモリが消去されていることを確認。
100,M+,M+,200,M+,300,M−,MR
メモリを使いこなすと複雑な計算もできる。計算中にメモリの内容が見えないから電卓はダメだという意見もある。一般電卓の中にはメモリの内容を見えるようにした機種もある。一度、電卓カタログを見てみよう。
#CASIO #電卓
CASIO電卓
GT(総和Σ)キー なしの計算法。
税率キーは用いない。ACキーとMC(MRCの場合は2回)を必ず押す。
1)8%対象の商品を選び、金額を加算し、× 8 % + M+と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。その後、M+を押す。
2)10%対象の商品を選び、金額を加算し、× 10 % + M+と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。
3)総合計を求める。
MRを押す。
GT(総和Σ)キー ありの計算法。
税率キーは用いない。ACキーを必ず押す。
1)8%対象の商品を選び、金額を加算し、× 8 % + =と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。
2)10%対象の商品を選び、金額を加算し、× 10 % + =と操作する。%を押した時点で、税金、+を押すと、税込み金額が出る。
3)総合計を求める。
GTを押す。
考え方は、この説明書の応用計算を発展させたもの。
