全年6月25日の投稿(時系列順)[2件]
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時間計算キー
#CASIO
時間計算キーの電卓の例 CASIO MP-12R
一部の電卓に備わっている時間計算キー。これは何かといえば時間の計算つまり60進数の計算ができます。
時間の型式は、数値を入れ1回目の時間計算キー押すと、時間が入り、二桁の数値を入れると分、さらに二桁の数値を入れると秒になります。
1時間23分45秒は、1時間計算キー23時間計算キー45時間計算キーというように操作します。秒で入力した場合、時間計算キーを省略することも可能です。
30分を入力するときは、0時間計算キー30時間計算キーと入力します。
(注)以下、時間計算キーは《:》で代用します。
分と秒の入力で60から99の数値を入力した場合、60進数の繰り上がりを行います。99分と入力した場合は1時間39分と表示されます。
時間の表示は10進数です。12桁の電卓の場合9,999,999まで入力できます。1000万以上になると時間モードは解除され10進数の浮動小数点表示になります。
一般電卓での時間計算キーの入力と表示は秒まででそれ以下は切り捨てられます。関数電卓の中には1/100秒まで表示できるものもあります。
60進数を10進数で表示する場合、割り切れないで循環小数などの表示になります。このため計算時に端数処理の関係で僅かな誤差が生じる場合があります。
小数点桁指定スイッチがある機種では、桁指定スイッチを入れてもいいのですが、60進数への変換の場合、誤差を生じることがあります。
その点を注意して計算をしましょう。
主な使い道
時間計算キーの主な使い道は、例えば74分の CDに好きな曲が何曲入るか計算する。
時給800円に7時間30分働いたら日給いくらになるかという計算に使います。説明書では主に時給計算の例を挙げています。
応用編
時間を入力した後、逆数計算と四則演算を組み合わせると、平均時速が求まります。
(問)あるマラソン選手の1kmのタイムが2分40秒だった。平均時速はいくらになるか。
速度を求める公式は皆さんが知っていると思いますので、割愛させていただきます。電卓の操作は非常に簡単です。
(操作)0:2:40÷÷==
この場合2分40秒の逆数を求めれば完了です。答えは端数が出ますが時速22.5 km です。
なぜこのようになるかは速度を求める公式を思い出して考えてみてください。理由がわかればああこんなことかというひらめきが体験できるでしょう。
次にこの計算をしてみましょう。
(問)あるマラソン選手の5kmのタイムが15分30秒だった。平均時速はいくらになるか。
駅伝やマラソン中継では1 km あたりのタイム、3 km あたりのタイム、5 km あたりのタイム、10 km あたりのタイムが実況中継されます。
一体時速何 km で走っているのか、次の電卓操作を使えば簡単に求まります。
(操作)0:15:30÷5÷÷==
約時速19.35 km が求まります。時間を5で割っているのは1 km あたりの時間を求め、その答えの逆数を求めているわけです。
勘のいい方は気づかれたと思います。これは1 km 以下でも計算ができます。
1 km 以下の場合、時間で割ってはいけません、掛け算になります。何倍すると1 km になるかというのを求めれば1 km あたりの時間が求まります。
(問題)
100 m のプールを60秒で泳いだ。平均時速は。
(操作)0:01×1000÷100÷÷==
端数処理の関係上若干の誤差が出ますが、答えは時速6 km になります。もうお気づきになりましたね。1 km 以下は1000倍して距離で割ればいいのです。
#CASIO
時間計算キーの電卓の例 CASIO MP-12R
一部の電卓に備わっている時間計算キー。これは何かといえば時間の計算つまり60進数の計算ができます。
時間の型式は、数値を入れ1回目の時間計算キー押すと、時間が入り、二桁の数値を入れると分、さらに二桁の数値を入れると秒になります。
1時間23分45秒は、1時間計算キー23時間計算キー45時間計算キーというように操作します。秒で入力した場合、時間計算キーを省略することも可能です。
30分を入力するときは、0時間計算キー30時間計算キーと入力します。
(注)以下、時間計算キーは《:》で代用します。
分と秒の入力で60から99の数値を入力した場合、60進数の繰り上がりを行います。99分と入力した場合は1時間39分と表示されます。
時間の表示は10進数です。12桁の電卓の場合9,999,999まで入力できます。1000万以上になると時間モードは解除され10進数の浮動小数点表示になります。
一般電卓での時間計算キーの入力と表示は秒まででそれ以下は切り捨てられます。関数電卓の中には1/100秒まで表示できるものもあります。
60進数を10進数で表示する場合、割り切れないで循環小数などの表示になります。このため計算時に端数処理の関係で僅かな誤差が生じる場合があります。
小数点桁指定スイッチがある機種では、桁指定スイッチを入れてもいいのですが、60進数への変換の場合、誤差を生じることがあります。
その点を注意して計算をしましょう。
主な使い道
時間計算キーの主な使い道は、例えば74分の CDに好きな曲が何曲入るか計算する。
時給800円に7時間30分働いたら日給いくらになるかという計算に使います。説明書では主に時給計算の例を挙げています。
応用編
時間を入力した後、逆数計算と四則演算を組み合わせると、平均時速が求まります。
(問)あるマラソン選手の1kmのタイムが2分40秒だった。平均時速はいくらになるか。
速度を求める公式は皆さんが知っていると思いますので、割愛させていただきます。電卓の操作は非常に簡単です。
(操作)0:2:40÷÷==
この場合2分40秒の逆数を求めれば完了です。答えは端数が出ますが時速22.5 km です。
なぜこのようになるかは速度を求める公式を思い出して考えてみてください。理由がわかればああこんなことかというひらめきが体験できるでしょう。
次にこの計算をしてみましょう。
(問)あるマラソン選手の5kmのタイムが15分30秒だった。平均時速はいくらになるか。
駅伝やマラソン中継では1 km あたりのタイム、3 km あたりのタイム、5 km あたりのタイム、10 km あたりのタイムが実況中継されます。
一体時速何 km で走っているのか、次の電卓操作を使えば簡単に求まります。
(操作)0:15:30÷5÷÷==
約時速19.35 km が求まります。時間を5で割っているのは1 km あたりの時間を求め、その答えの逆数を求めているわけです。
勘のいい方は気づかれたと思います。これは1 km 以下でも計算ができます。
1 km 以下の場合、時間で割ってはいけません、掛け算になります。何倍すると1 km になるかというのを求めれば1 km あたりの時間が求まります。
(問題)
100 m のプールを60秒で泳いだ。平均時速は。
(操作)0:01×1000÷100÷÷==
端数処理の関係上若干の誤差が出ますが、答えは時速6 km になります。もうお気づきになりましたね。1 km 以下は1000倍して距離で割ればいいのです。
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