長崎交通研究会特集

　１０月１５日から運行を開始した、ＪＲ九州クルーズトレイン《ななつ星》。１０月２６日、博多駅発１泊２日の初運行が行われています。

【図】ＪＲ九州特設ウェブサイトより

　豪華特急と言えば、欧州で走っているオリエント急行などを連想します。ななつ星も、その印象に基づいています。長崎駅には、ななつ星のポスターが掲げられています。

　ヨーロッパ風の絵柄を彷彿（ほうふつ）とします。日本でもと豪華な列車で観光地を巡る。乗客を目的地に輸送するから、移動を楽しむ時代がやってきました。

　一泊二日旅程の第一回目。長崎駅には定刻通り１４時１５分到着。寝台特急さくら、あかつき廃止以来、長崎駅に豪華な、ななつ星として戻ってきました。

　駅構内では歓迎式典が行われ、マスコミ、家族連れが一番列車にカメラを向けていた。車内の豪華仕様にふさわしい迫力があります。
　駅に到着時の車輌は、機関車の後ろが７号車、最後尾が１号車の編成になっていた。それでは、各車両の写真をご覧ください。

■機関車と７号車（マイネフ７７７　００７）

■７号車（マイネフ７７７　００７）

■６号車（マイネ７７７　００６）

■５号車（マイネ７７７　００５）

■４号車（マイネ７７７　００４）

■３号車（マイネ７７７　００３）

■２号車（マシフ７７７　００２）

■１号車（マイ７７７　００１）

　予約は翌年６月まで満席とのこと。高い付加価値のついた列車は、沿線の九州各県への発展と経済効果の期待を乗せて走り始めました。地域が育てていく列車であることは言うまでもありません。
　いつかは乗車して、車窓から流れる、新しい九州を発見したいと考えています。

取材日　平成２５年（２０１３）年１０月２６日
作成日　平成２５年（２０１３）年１０月２６日