【特集】はかた号東京→博多乗車記


この度、所用で東京方面に行く機会がありましたので
帰りはゆっくり帰ること、博多でのバス撮影を目的として
「キング・オブ・深夜バス」との異名をとる「はかた号」に
乗車してまいりました。
20:53

新宿駅西口高速バスターミナル1番乗場にバスが入線してきました。
このバスこそ今回約14時間かけ博多に送り届けてくれる西日本鉄道の「三菱エアロキング(車号0002)」です。




21:05

出発です。乗客待ちのため5分遅れての発車
おかげで後続便に乗場変更が発生...

3番乗場にいた近鉄バスのエアロキングが見送ってくれています。

バスは首都高・中央道を経由し休憩地である諏訪湖PAを目指し快走します。

車内では井上陽水の40周年記念コンサートのDVD上映
まぁ私はFMを聞いておりましたが(汗
23:45

諏訪湖PAに到着。
東名道集中工事の影響により予定より15分程度遅れました

闇夜に浮かぶ桜がとってもかっこよさを感じさせてくれるデザインです。

ここで車内の紹介をいたします。

★プレミアム席

前方4席はプレミアムシートです。
独立2列でゆったりと快適なはかた号を堪能できることでしょう。
また前方の大きな窓ガラスから見える車窓もまた格別でしょう。

【サービス】
・地デジ対応7型モニタ
・コンセント
・無線LAN
・アメニティグッズ(タオル・耳栓)
・軽食(ポカリ・SOYJOY・カロリーメイト)
★ビジネス席

従来のはかた号と同じシートです。管理人は今回この座席に座りました。
独立3列ではありますがA席・B席間の間隔は狭いです。
またフルリクライニングするとゆったりできますが後席に人がいる場合はフルリクライニングは難しいかと思われます。
今回は後席に人がいなかったためフルリクライニングで快適なはかた号を堪能できました。

※注意
6A席・6B席にはフットレストは無し
6B席は前方が通路のため足を伸ばしにくい

★エコノミー席

1階はすべてエコノミー席で2+2列シートとなっています。
フットレストやフェイスカーテンなどはありませんが破格の8000円(通常期)という安さです。
ツアーバスもこの程度の安さではありますが安全で万が一のことがあっても安心な西鉄バスのはかた号の方がより快適でしょうね。

なお1階席後方はトイレが設置されています。

説明も終わりバスは諏訪湖PAを0:00に出発
数分後車内の電気も落とされ下松PAまで深夜運行モードに

なおこの間岐阜・養老や広島・福山などに運転停車
9:15

下松PAに到着。この時点で道路混雑の影響で35分遅れ
10分間の休憩で乗客は思い思いの時間を過ごしました。

9:25に下松PAを出発
車内では吉永小百合主演の映画「おとうと」を上映していました。

中国道・九州道・福岡都市高を経由し博多駅へ向かいますが雨の影響で遅れが広がっていきます...
九州号の時間まであとわずかあせりましたが仕方がないのでゆったりとしたはかた号の時間を過ごしました。

12:15

はかた号は1時間遅れで博多駅交通センターに到着しました。
約1400キロの道中。安全に運行してくださった西鉄バスの運転士に感謝しつつ降車。バスは終点天神をめざし走り去りました。

九州号の時間にも間に合い博多駅交通センターでバス撮影もできました。

まとめ

今回はじめてはかた号に乗車しました
夜行バスというのはきついとよく聞きますがはかた号はサービス・シートなど含めとても快適というのが印象でした。

次回こそはプレミアムシートでのはかた号の旅を満喫したいと思いますが...実現すればいいなぁ


取材日:2010年10月7〜8日
更新日:2010年10月23日

取材:時津っこ

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