2013(平成25)年は、どのような一年でしたでしょうか。長崎の公共交通から振り返りましょう。
県議会等、地域交通協議会等の論議、路線地域のアンケートなどを経て、12月25日、廃止をほぼ代替する形で長崎バスが運行を行い、長崎県営バスの路線廃止が合意の件がマスコミ報道されました。
平成26年度のダイヤ改正においての、地域の足の深刻な影響は抑えられました。
■長崎バス観光に新車 長崎バス観光に新車が5輌導入されました。1319~1323号車。写真は5月19日、かきどまり陸上競技場撮影した新車です。
■二十歳の再出発 長崎バスは一般路線に今年も、フレッシュな顔ぶれが登場しました。その中でも長車齢20年の車輌が数輌走っています。その中で2月頃、一時運用を終了した1309号車がナンバーを再登録し再び走り始めました。二十歳の再出発と題名をつけ取り上げました。
■九州急行 日野車導入 長崎~福岡を結ぶ、九州急行バス 九州号。西日本車体工業(株)の解散後、純正車輌を導入してきました。三菱ふそう、いすゞ。そして今年は、日野セレガを導入しました。
韓国、現代自動車の車輌を導入かの情報もありました。今のところ、日本メーカーの車輌が続いています。見慣れた西工ボディの車輌が徐々に減っていくの寂しさもあります。
■長崎県営バス ノンステップバス 長崎県営バス諫早営業所に三菱ふそうのノンステップバスが導入されました。
ノンステップバスは交通のバリアフリー化の一助として、一般路線に車輌の主役として活躍することでしょう。
【路面電車】■リアル桃太郎電鉄ながさき編開催される 路面電車の注目のイベントが、12月7,8日に開催されたリアル桃鉄ながさき編。あの有名なビデオ・ゲーム《桃太郎電鉄》を実際の路面電車を使って行いました。9月に開催が発表され、開催が迫った来た頃に、ゲームサイトにも取り上げられました。
サイコロはスマートフォンまたは携帯電話を使って振り、長崎の観光地などに設置されたクイズなどを解いて得点を競いました。
これまでも長崎さるくのイベントなどで観光地をクイズ形式で回るイベントはあったようです。これを有名なゲームを取り入れることで、観光地長崎の印象は向上したことでしょう。
■電停・車内無線LAN設置 6月1日より、電停と車輌内で無線LANが利用できるようになりました。
NTTドコモ(docomo Wi-Fi)、それに長崎ケーブルメディア(えぬスポ)加入者に限ってサービス・インのは残念な面も残ります。路面電車も情報通信時代に対応した新しいサービスとして注目に値するでしょう。
■長崎しおかぜ総文祭開催される 全国の高校生が集う、全国高等学校総合文化祭。第37回は長崎で開催されました。7月31日の開会式には、秋篠宮さまと長女、眞子さまも総合開会式に臨席されました。
開催の前年から8月4日の閉幕まで、広告電車は走り、長崎の公共交通機関は
全国の高校生を運びました。
■NHK長崎開局80周年記念広告電車 昭和8年(1933年)、JOAGのコールサインを発してから80年。それを記念してカステラをモチーフとした広告電車が長崎を走り回りました。
広告電車は地元発ドラマの周知のマグネットシートつけて走っていました。
■5000形ラッピング電車 9月、低床型5000形2輌にラッピングが施されました。
登場したのは、長崎の有名な菓子舗の広告です。長崎にまつわるデザインもされていて目を楽しませます。7月末のバスとの事故、8月のモータ脱落など難を吹き飛ばす、復活劇でした。
【鉄道】■JR九州 豪華特急ななつ星 長崎入り 鉄道のニュースはこれに限ります。
10月15日、満を持してデビューしたJR九州ななつ星。
10月26日、長崎を含めた一泊二日の一番列車が長崎駅に入ってきました。駅には1000人以上の見物客などが到着を歓迎しました。
長崎は毎週土曜日の一泊二日の旅程。ディーゼルカーの塗色、長崎観光のバスもななつ星。観光バスのナンバーも7とこだわりようです。
ななつ星は、地域が盛り上げ、積極的な応援で、導入の成功と、九州の活性化が達成されます。鉄道の新たな旅の提案として、JR九州の大胆なな戦略、それに運行を実現したインパクトは大きいと言えるでしょう。
いかがでしたでしょうか。来る、2014年(平成26年)が、皆様にとって良い一年でありますように。大きく代わる長崎の公共交通を引き続き、できる限り記事にしたいと考えております。
作成日:平成25(2013)年12月27日