明治30年(1897)に設置された、長崎駅に隣接する車両基地。平成32年(2020)開業予定の、長崎新幹線の建設に伴い、3月15日、
早岐駅に移転する。2月23日には、車両基地を一般開放し、撮影会、記念乗車券の発売を行った。
その日は、所用があったため、3月1日、ななつ星の到着の撮影を兼ねて、駅ホームから改めて車両基地を望んだ。
検修庫に、転車台を開放、シーサイドライナーを回転させる実演などが、ローカル局で報道されていた。
【写真】検修庫(左)転車台(右) JR九州のウェブサイトによれば、検修庫は、昭和10年(1935)、転車台は昭和11年(1936)から現存している、歴史的な建造物。この見慣れた風景も、まもなく新幹線開業による再開発で消えるのは寂しい。
2020年まで、長崎のJR九州における変化は、大きいものがある。線路が高架区間が増え、駅前の再開発も行われ、景色も一変する。その変化を克明に記録していきたい。